2008年07月13日

角界のご意見番・この道一筋50年「床寿」さん

この道一筋50年
「匠の技」の持ち主「床寿」さん
「角界のご意見番」とも称される彼は、今年定年。
11月の九州場所で見納めとなる。

床山とは力士の髷を専門に結う人のことで、現在相撲協会には
53人が在籍する。
そのトップに立つのが特等床山「床寿」さん。

現在は横綱・朝青龍の「大銀杏」を担当。

これまで高見山・千代の富士・小錦・曙といった大物力士の大銀杏
を担当してきた。

「お相撲さんはせっかちだから、髷の仕上げが早いほど喜んで
くれる。でも、いくら早くてもすぐに崩れてしまってはダメ。」
「若い頃は”ラーメンおごるから、髷を結う練習させてくれ”と
力士にお願いしたものですよ」と自らの修業時代を振り返る。

力士の髷は2種類アリ
普段生活したり、稽古をするときのちょん髷と十両以上の関取が
取り組みのとき結うのが大銀杏。
しかし、床山が大銀杏を結うまでには相当な修行が必要らしい。

「これまでに一番大銀杏が似合ったのは千代の富士(現九重親方)
髪質は硬めだけど、量・色がよかった。 顔も面長でキリッとして
いるから髷が映える。  逆に苦労したのは、小錦。
ちじりっ毛で、ほっておくと髪が立っちゃってね。 だからストレートパーマをかけてたの。」
「朝青龍のの髪質も最高。 髷がピタッと決まる」

じつはその朝青龍からは「床寿先生」と呼ばれている。
相撲のこと、私生活のこと、・・・髷を結いながら、また時には
酒を酌み交わしながら相談に乗る。

「ヤンチャもするけど、家族思いのいい男だよ!  以前はツノが
10本くらい生えていたけど、今は3本位になった。
勝負師だから、多少ツノが出ててもいい。 あの強かった千代の富士
だってそうだったんだから・・・・。」と思い出すようにうつむく。

その「床寿さん」も今年末定年をむかえる。


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Posted by 美江 at 23:35