美江の徒然日記

何かと喫煙者に厳しい昨今ですが、また煙草の値上げの

ニュースです。



たばこ1本あたり10円値上げで1箱500円にしようという案

が出ています。



厚労省がこのたばこ税制改正要望を出しました。

厚生労働省は２９日、政府税制調査会へ３０日に提出する

平成２２年度の税制改正要望で、たばこ税を１本当たり10円

引き上げるよう求める方針を決めました。



これは、実現されれば、なんとたばこ１箱（２０本）の値段は

主力商品で現在の３００円から５００円に大幅値上げとなる。

厚労省は、値上げの理由を社会保障費の財源確保、としています。



しかし、この大幅値上げ案には驚きです。

この500円が採用されたら、つい15年間くらいの間に、倍の値段

にまで跳ね上がったことになりますよね。



こんなに大幅な値上がりは、他の商品では、まぁ目にしませんね。



これほどの値上げは、普通に考えたら少し異常にとれますが、

世の中の禁煙ブームの中では、意外とすんなり受け入れられるの

かもしれませんね。

最近は、本当に煙草を吸わない人が増えてきましたから。



禁煙者と喫煙者の関係はともかく、たばこに関する仕事をしている

人はかわいそうとしか言いようがありません。



国ぐるみで、経営を圧迫されているのですから…。



ですから、経営悪化につながるであろう販売店や葉タバコ農家の反発は

必至でしょうね。

もちろん喫煙者も同じくです。



しかし、鳩山首相は政府税調に対し、健康への悪影響を踏まえ、たばこ税の

見直しを検討するよう指示した経緯がありますから、税制改正で焦点の一つ

になりそうですね。



現在、たばこ税は、紙巻きたばこで１本当たり８・７４４円を課税し、国税

（特別税を含む）と地方税で折半されています。



２１年度の税収見込み額は計２兆７９５億円。

１箱５００円に値上げした場合の税収増については、厚労省の研究班が２０年

に「最初の１年間は４４００億円の増収」との試算を発表しているそうで…。



そんな付け焼刃の増収ではなく、もっと確固とした案を出してほしいですね。







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